
吹奏楽部の第42回定期演奏会に行ってきました。
茗溪の吹奏楽と言えば、私はいつも6月初旬に開催される文化祭「桐創祭」の時に、体育館での演奏を聴いていた。
もちろん素敵な演奏である。
しかし、体育館のステージ前のフロアでの演奏、全体像も見えず、そこまでの感動はなかった。
それから約2か月後の7月31日(金)定期演奏会が開催されたのは、つくば市ににあるノバホール。客席収容1000人規模の大ホールだ。
今回は、娘と同じ学年の子どもたち(高校2年生)が中心となって作り上げる演奏会であること、さらにお世話になった先生も参加されると聞き、ドキドキワクワクしながら、会場へ向かった。
実は私にとって吹奏楽を本格的なホールで聴くのはこれが人生で初めてであった。
私の予想に反して、平日にも関わらず、大ホールの席は9割方は埋まっているではないか。
ステージを見てみると、楽器の種類もさることながら、まず「部員数はそんなにいたのか」と驚かされた。
後から聞いた話だが、部員数は90人を超え、パートは11あるそうだ。
演奏が始まり、とにもかくにも、そのすべてに驚かされた。
演奏の完成度はもちろん、大人数だからこそ生まれるパワフルなサウンド、そして1つの音楽を演奏する仲間としての団結力と情熱。
なかでも、私が特に目を奪われたのは打楽器の子ども達だ。
その動きといい、曲全体のリズムや推進力、色彩、緊張感を生み出すとても重要な役割を担っているのが、吹奏楽素人の私でも感じることができた。
演奏会の途中には、生演奏をバックにした劇も披露された。
演目は「ルパン三世VS名探偵コナン」。トランペットが盗まれるという設定で、犯人や被害者だけではなく、指揮者や演奏者まで巻き込んで展開され、とても面白く演奏会を最後まで楽しむ構成だった。
限られた時間の中で、このステージを作り上げる苦労は、いかほどであったであろう。
毎年5年生(高校2年生)が中心となり、ステージを作り上げていると聞いた。
学年によってそれぞれカラーが異なるが、「今年の高校2年生(47K)はみんな優しくて、やわらかくて、とてもいい学年でした」と聞き、ほほ笑ましく感じると同時に、47K保護者としては、 まるで自分のことのように嬉しくなってしまった。
これは吹奏楽部に限らず、どの部活にも言えることだが、子ども達が一生懸命に取り組む姿を見ることで、私たち大人も自分自身の子ども時代を思い出す。
あの頃に感じた喜びや感動がよみがえり、新たな気持ちになる。
こんな素敵な気持ちにさせてくれた吹奏楽の子ども達には、心から「ありがとう」と伝えたい。
そして、最後に披露された、卒業生でもあり外部講師でもある佐藤雄一指揮による演奏は、まさに圧巻であった。
「また聴きにこよう」とそう心に決めた日になったことは間違いない。
2026年8月 E/M
【曲目】
・マードックからの最後の手紙
・カーテンアップ
・交響組曲「天気の子」
・さくらのうた
・グレイテスト・ショーマンなど
